エレキギターのシールドケーブルって、安いものとかなんでもいいの?
本記事では、このような疑問を解決します。
エレキギターのシールドって、安いものは数百円程度から高いものは1万円くらいと、値段の幅が広くてどれがいいか迷ってしまいますよね。
そんな迷いを解消するために、この記事ではシールドの選び方とおすすめについて解説していきます。
この記事を読めば、あなたに合ったシールドの選び方がわかるようになるはず。
シールド選びで迷うのはもうやめましょう!
エレキギターのシールドはなんでもいいのか?
まずはシールドはなんでもいいのか?という疑問に関して。
結論からいうと、なんでもOKです!ただし、状況や目的によります。
具体的にいうと、下記のような感じです。
- とりあえず音が鳴ればいい
- 自宅練習でしか使わない
- 消耗品なので特にこだわりはない
→ なんでもOK!
- バンド、配信など音楽活動のため
- ライブのため
- 1本を長く使いたい
→ あるていど質にこだわった方がいいかも
ギターをアンプに接続して音を鳴らすことが目的なら、接続できるケーブルであればなんでも良いかと思います。
ただし、数百円くらいの安すぎるシールドは、すぐに劣化したり断線してしまう可能性が高いです。
なので、音楽活動をするのなら、安すぎるシールドはあまりおすすめできません。
エレキギターのシールドの選び方
次に、シールド選びに迷ったときのおすすめな選び方について解説していきます。
先に結論を述べると、下記のようなイメージで良いかと思います。
- 値段は1,000円〜3,000円くらい
- ケーブル長さは3m or 5m以上
- プラグ形状は都合にあわせて
- 音質はあまり気にしすぎない
それぞれの項目について、詳しく見ていきましょう。
商品の価格
特にこだわりがないのなら、1,000円〜5,000円くらいから選んでおけば間違いないです。
前述のとおり、1,000円以下の安すぎるシールドは、すぐに劣化したり断線してしまう可能性が高いです。
逆に、感覚ですが5,000円を超えるとちょっと良いものかなって思えるようになってきます。
消耗品なので、コスパを考えると1,000円〜5,000円の範囲から選ぶようにしたいですね。
ケーブルの長さ
ケーブルの長さもさまざまですが、自宅練習用なら3m、スタジオ練やライブをするなら5m以上がおすすめ。
自宅練習では、1mでは短すぎて窮屈さを感じる可能性があります。逆に、長すぎると持て余して煩雑さを感じてしまうかも。
私の経験則から、3mがちょうど良い感じ。あとは、実際に使ってみてあなたに合う長さに調整していただければOKです。
スタジオ練やライブでは、短すぎるとアンプのそばから動けなくなってしまいます。
長い分には束ねて置いておけるので、5m以上を基準に考えたら良いかと思います。
プラグの形状
プラグの形状は、S型(ストレート)とL型の2種類があります。
ケーブル両端の形状によって、主に下記の3種類に分かれます。
- S/Sタイプ:両端がストレート
- S/Lタイプ:片端がストレートで反対がL型
- L/Lタイプ:両端がL型
ギター本体やアンプのジャック形状により使い分けたり、エフェクター接続用など用途で使い分けたりします。
ストレート型ではシールドに負荷がかかる場合には、L型を採用するとスッキリします。
あなたのギターやアンプのジャックに挿しやすそうな形状を選びましょう!
音質の違い
シールドによって、音質も違ってきます。
でも、はじめのうちはシールドによる音質の違いはあまり気にしなくてOKです。
音質の良し悪しの基準は人によっても違いますし、楽器との相性もあります。それは実際に比較してためしてみないとわかりません。
なので『シールドを購入して練習を繰り返す → 違うシールドをためす』の繰り返しで自分に合うものを探していくのがベストです!
あえて音質を気にするなら
- 著しく音質が悪くないかどうか
- シールド独特のクセがあるかどうか
このへんくらいで良いかと思います。
あまり神経質になりすぎないでOK!
エレキギターのシールドのおすすめ
ここまでの内容を踏まえたおすすめのシールドを厳選して紹介していきます。
CANARE PROFESSIONAL CABLE
1つめは、CANARE PROFESSIONAL CABLE です。
CANAREのシールドの特徴としては
- 価格が安い
- ナチュラルなサウンド
- 耐久性・安定性は抜群
が挙げられます。
良質・安価で定番のシールド。価格が安いのに作りがしっかりしており、コスパ良し・機能良しで選ぶ人は非常に多いです。
- 自宅練習用として使いたい
- シールド選びに迷ってる
- なんでもいいから一本ほしい
こんな人におすすめです。
BELDEN / 8412
2つめは、BELDEN 8412 です。
BELDEN 8412の特徴としては
- 安心・定番の「ベルデン」
- 中低音域に強い
- 音の太さ・輪郭がハッキリする
が挙げられます。
特によく言われるのが「中低音域が強調されて音が太くなる」という点です。
音の輪郭がはっきりするので、他の音に埋もれないサウンドが得られます。
普段のシールドでちょっと物足りないな…って思ったら試してみる価値アリです!
PROVIDENCE / LE501
3つめは、PROVIDENCE LE501です。
PROVIDENCEは、プロアーティストからの支持も厚いシールド。
LE501は、数あるプロヴィデンスケーブルの中でも、リーズナブルな価格のモデル。
上位モデルから継承された作りやサウンド。高級感のあるシールドを手にしたいと思ったら、こちらがおすすめです!
まとめ:神経質になりすぎずパッと選びましょう!
当記事では、エレキギターのシールドはなんでもいいのか?ということと、シールドの選び方・おすすめについて解説しました。
シールドは消耗品なので、さまざまなものを試すチャンスがあります。
なので、はじめのうちはあまりあれこれ考えずにパッと選んでしまって良いと思います。
当記事のおすすめシールドはどれも定番のものです。定番のものから使ってみて、いろいろ試してあなたに合うものを探していきましょう!
本記事の内容は以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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