エレキギターを買いたいけど、初めて買うときはどんなエレキギターを選んだらいいの?
本記事では、このような疑問を解決します。
初めてエレキギターを買うときって、なにを選んだらいいかよくわからないですよね。
なのでこの記事では、一本目のエレキギターの選び方・買い方・おすすめについて解説していきます。
この記事では、趣味でエレキギターを嗜む筆者が、これから自分が初心者として新しくエレキギターを買うなら
- どうやって選んで
- どんなエレキギターを買うか
ということを考えながら書いていきます。
ぜひ、一本目のエレキギターを買うための参考にしてください!
一本目のエレキギターの選び方
まずは、一本目のエレキギターの選び方について。
結論からいうと
色や見た目で、あなたが好きだと思うビビッときたものを選ぶ
これでOKです。
質にこだわるより「とにかく始める」
結論を言いかえると、なんでもいいってことです。
なぜなら、初めて買う人が最初から「どれがいいのか」を判断するのは難しいし、それで選んだものがあなたに合うとは限らないから。
作りの良し悪し、サウンドの良し悪しは一旦置いといて、あなたが「いい!」と思ったものを選ぶこと。
初心者で大事なのは「質にこだわること」ではなく「とにかく始めること」です。
そうなると、判断材料はビジュアルや価格になってくると思います。それでOKです。
演奏の良し悪し=演奏者の技術が大きい
エレキギター演奏の良し悪しは、演奏者の技術によるものが大きいです。
楽器がいいものだからっていい演奏ができるとは限りません。
技術も知識も未熟なうちから、楽器の作りやサウンドにこだわるのも変な感じですよね。
改めて結論を繰り返しますが、一本目のエレキギターは「フィーリングであなたが好きだと思ったもの」を選びましょう。
一本目のエレキギターを選ぶ際の注意点
なんでもいいと言いつつ、気をつけておきたいポイントはあるので、それだけお伝えしておきますね。次の4つです。
- 多弦ギターは避ける
- 変形ギターは避ける
- ロングスケールを選ぶ
- 値段が高すぎるものは選ばない
それぞれ、詳しく解説していきます。
多弦ギターは避ける
1つめ、多弦ギターは避けるようにしましょう。
エレキギターの弦は基本的に6弦(6本)になりますが、6弦以上の「多弦ギター」とよばれるものも存在します。
これからエレキギターを始める初心者が、一本目から多弦ギターを選ぶのはできれば避けたほうがいいです。
理由は下記の通り。
- エレキギターのスタンダードではない
- 演奏が難しいので挫折しやすい
- 弦などの維持費が高くなる
- メンテナンスが大変
たとえ多弦ギターに興味があっても、手を出すのは経験を積んで慣れてからにするのをおすすめします。
変形ギターは避ける
2つめ、変形ギターは避けるようにしましょう。
たとえば、下記のようなもの。
こういった個性的なギターを否定するつもりはありませんが、最初からクセが強いものを選んでそれに慣れてしまうと、後悔する可能性が高いです。
年数を重ねると、新しいギターが欲しくなる時期がやってきます。
そのときに後悔しないために、一本目はできるだけクセのないスタンダードなものを選ぶのが無難です。
ロングスケールを選ぶ
3つめ、ロングスケールを選ぶようにしましょう。
エレキギターのネック長さは、次の4種類があります。
- ショートスケール
- ミディアムスケール
- ロングスケール
- スーパーロングスケール
このうち、1番スタンダードなのはロングスケールです。ミディアムスケールじゃないので注意。
ロングスケール以外のエレキギターを選ぶと、次のようなデメリットがあります。
- 選べるエレキギターが限られる
- 選べる弦が限られる
- 演奏感やサウンドが変わる
- 他のスケールに慣れるとロングスケールのエレキギターが弾きづらい
とくに女性によくある悩みで
- わたしは手が小さいから…
- 身長が小さいから…
とかでショートスケールのエレキギターを選ぶ人も多いですが、これはあまり関係ないです。
私の知っている人で小学生並みの身長と手の大きさの人がいますが、ロングスケールのギターでちゃんと指を開いて演奏できていますし、Fコードも鳴らせています。
たしかに手や身長の大きさで有利不利はありますが、小さいなら小さいなりの演奏技術が身につくので安心してください。
ちょっと長くなりましたが、以上からネックの長さはロングスケールをおすすめします。
よくわからなければ、楽器屋さんで確認しながら購入しましょう。
値段が高すぎるものは選ばない
4つめ、値段が高すぎるものは選ばないようにしましょう。
理由として、エレキギターを続けられなかった時の痛手が大きいっていうのがありますね。
あえて高いエレキギターを買って自分を追い込むっていうのもありますが…私はおすすめしません。
あとは、経験年数や演奏技術が伴っていないうちから高価なものを持っていると、ギター負けしてちょっと残念な感じに見えるっていうのもありますね…。
以上の理由から、初心者なら高くても10万円くらいまでで選ぶのが良いでしょう。
テレキャス?ストラト?レスポール?どれが良いか
エレキギターには大きく「テレキャスター」「ストラトキャスター」「レスポール」の3種類があります。
初心者でよくある悩みが、どれをを選んだらいいの?っていうこと。
結論ですが、冒頭でもお話ししたとおり「色や見た目で好きなもの」を選べばOK!
特にこだわりがなく、迷うなら「ストラトキャスター」をおすすめします。軽くて演奏性に優れ、初心者でも扱いやすいから。
上記3種は、形状・サウンド・演奏性などそれぞれ違い、それぞれメリット・デメリットがあります。
ただ、自分自身がギターに何を求めるかは演奏を重ねることで見えてくるもの。
初心者のうちはそれぞれの違いがわからなくて当然だし、実際に弾いてみたときに選んだものが合わなければ意味がありません。
なので、最初の一本は「好きなもの」「惹かれたもの」フィーリングで選ぶのが大事だというのが結論です。
一本目のエレキギターの買い方
初めてのエレキギターはどこで買うのがいいのか?という悩みも多いかと思います。
結論は、初めてなら楽器屋さんで買いましょう!
実物を見て「思ってたのと違う…」なんてのはよくあること。
逆に、全然考えていなかったものが「これ良い!」って思うこともあるかもしれません。
エレキギターは決して安い買い物ではないし、初めての一本は実際に自分の目で見て確かめるのが大切です。
ただし、近所に楽器屋さんが無い!って人もいるし、そういった場合はネットでも全然OK!
ネット通販ならサウンドハウスが安いのでおすすめですよ。
一本目におすすめのエレキギター
ここからは、初心者の一本目におすすめのエレキギターを紹介していきます。
あなたに合った一本を見つけるための参考にしてください。
※掲載されている情報は2023年9月時点のものです。
PLAYTECH / ST250
1つめは、PLAYTECH / ST250です。
PLAYTECHは、大手通販会社のサウンドハウスが手掛ける総合ブランド。本体価格12,000円ほどで、とにかく安いのが特徴。
そんなPLAYTECHのギターから、ストラトタイプのものを選びました。
安いものは安いなりの理由がありますが、エレキギターとしての機能はちゃんと果たすので
- とにかく安価で
- ギターを始められればなんでもいい
- ギターを続けられるか心配
- おためしで購入したい
こんな人におすすめです!
参考価格:12,000円(税込)
Ibanez / GRX70QA
2つめは、Ibanez / GRX70QA です。
GRX70QA は、Ibanezエレキギターのエントリーモデル。
エレキギターらしい形状に独特な模様とカラーバリエーションをあわせもち、演奏性・ビジュアルともに優れた一本となっています。
もちろんビジュアルだけではなく、パワフルで多彩なサウンドももっています。
ギター選びで失敗を避けつつ、ちょっと違うビジュアルのものが欲しいと思う人におすすめです。
参考価格:30,000円(税込)
Squier / Affinity Series Stratocaster
3つめは、Squier / Affinity Series Stratocaster です。
スクワイヤーは、エレキギターの王道「フェンダー」傘下のブランド。
フェンダーエレキギターの伝統的なデザインとサウンドを安価に手に入れられるモデルです。
薄くて軽量なボディ、 “C” シェイプネックの採用など、演奏のしやすさから初心者におすすめしたい一本となります。
ストラトキャスターで、定番もので失敗を避けたいと思っている人におすすめです。
参考価格:37,000円(税込)
YAMAHA / PACIFICA112V
4つめは、YAMAHA / PACIFICA112V です。
安心のYAMAHAブランドで、初心者にも手を出しやすい価格ながら、高いクオリティと豊富なラインナップ。
初心者の最初の1本としての人気も高く、このギター選んで失敗することはまずないと思います。
サウンドバリエーションも幅広く、この1台で様々なジャンルに対応可能。
長く愛用できる1台としておすすめしたいエレキギターです。
価格目安:35,000円(税込)
後悔しない一本を手に入れましょう!
以上、この記事では一本目のエレキギターについての内容をお届けしました。
理想のエレキギターに出会えそうでしょうか?
結論を繰り返すと、好きなもの・ビビッときたものを選びましょう!
このエレキギターが良い!って思う基準は人それぞれ。
- 色・形など見た目で
- フィーリングで
- 好きなアーティストと同じもの
- 好きなYouTube演奏者と同じもの
- アニメキャラクターと同じもの
こんな感じで、あなたの理想のエレキギターを探していきましょう!
ちなみに、エレキギターを始めるためにはエレキギター本体以外にも必要なものがあります。詳しくは下記の記事をご覧ください。
いろいろ選ぶのが面倒…と思ったら、初心者セットという選択もアリです。
初心者セットを買うなら下記の記事が参考になりますのでご覧ください♪
本記事は以上になります。最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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